花粉症とはアレルギー反応の1つである!ということは事実ですが、実は副鼻腔炎として治療することにより、目のかゆみ、鼻水、くしゃみ等の症状を100%改善させることが出来ます。
考え方としては、耳鼻科のレーザー治療と同じですが、治療に伴なう痛みや苦痛はまったくありません。また、花粉症治療の通電方法は、O-リングテストによって治療ポイントを決め、1人ひとりにあった方法で通電をおこなうことで、治療効果の再現性を保持しています。
治療方法は、まずO-リングテストで副鼻腔の炎症の有無を判断した上で治療ポイント決定していきます。図に示した様に、4つの副鼻腔のうち、炎症反応により治療ポイントを決め、そこに電流の種類、波の数、波の長さ等、花粉症用に開発した特殊な電気を30分 or 60分流します。1回30分×6回、または1回60分×3回を1単位とし治療を継続します。また症状の軽減状態を必ず確認し、治療ポイントをその都度決めていくので、その時に一番合った通電を行います。
1単位が終了し、症状・反応(O-リングテストにて確認)がなければ治療は終了です。まだ症状・反応が残っている場合のみ1単位と同様に2単位目の治療を行っていきます。2単位目終了後も同様に症状・反応がある場合のみ3単位目の治療を行います。
1単位目 |
30分・30分・30分・30分・30分・30分 |
計6回 |
60分・60分・60分 |
計3回 |
2単位目 |
30分・30分・30分・30分・30分・30分 |
計12回 |
60分・60分・60分 |
計6回 |
3単位目 |
30分・30分・30分・30分・30分・30分 |
計18回 |
60分・60分・60分 |
計9回 |
単年度・効果実績としては、春の杉・桧花粉の時期は上記の治療を2~3単位、夏~秋のブタ草の時期は1~2単位でその年の症状が改善することがほとんどです。
また、費用対効果としては「1回30分×6回=1単位」の治療を極力間隔を空けないで行っていただけるのがベストです。しかし、仕事や遠方から来院される等の理由で、頻繁な通院が困難な方は「1回60分 or 90分×3 or 2回=1単位」という場合もあります。この治療を2~3単位繰り返すことにより、その年の症状は100%改善していきます。この時点で、副鼻腔の炎症反応は完全消去していれば「治癒」と判断できますが、つらい程の症状でなくなったことから治療に来られなくなる患者さんも多いことは事実で、このことから症状の改善は100%といえます。
実績の積み上げとして、当院での治療後、翌年・翌々年に花粉症が発症しても、その症状は前年度より軽減している場合が多く、それにともない治療回数も少なくて済む患者さんもめずらしくありません。さらに4年目以降は花粉症から開放されることが、多くの患者さんによって実証されています。
初診料 |
3,000円 |
1回30分 |
2,000円 |
1回60分 |
4,000円 |
1回90分 |
6,000円 |
※予約制の治療になりますので、初めての方は必ず電話にて予約をお願いします。