O-リングテストとは、我々自身の身体を使って行う診断(判断)する検査法の1つで、治療ではありません。もともとの開発者は、大村恵昭氏という医学博士・薬理学博士の学位を持つ人物です。その手法は我々柔整師・鍼灸師の他に、医師・歯科医師など診療に取り入れる先生が増えてきています。
方法としては、患者さんに親指と人差し指(又は中指)で「リング」「輪」を作ってもらいその輪が開かない様に力を入れてもらいます。次に、術者(先生)が両手(指)を使いその「輪」を開こうと力を入れます。「輪」が開いたら(+)、「輪」が開かなければ(-)とし、身体の各部の反応を判断します。
この時の力の入れ具合が技術力であり、それが精度に比例します。
逆に、その精度を低くする要素もあります。例えば、術者の体調、患者の理解力の不足、患者の手の不具合、薬品など数えれば色々ありますが、その精度の低下を防ぐ技術もO-リングテストの技術力といえるでしょう。
O-リングテストについては、他のホームページでも紹介・説明しているので、より理解を深めたい方はO-リングテストで検索してみてください。