
今、日本で腰痛を持っている人は約2800万人といわれ、人口の約5人に1人の割合で腰痛患者がいます。
テレビや雑誌では『腰痛の80%は原因が不明だ!』といわれていますが、
実はそれはレントゲンなどの画像上での事で、この原因不明といわれている腰痛の半数以上の方々はレントゲンに写る骨でないことが原因で腰痛を引き起こしているためです。
『何ヵ所も病院に行ったけど一向に痛みが改善しない。レントゲンを撮ったが異常がない。でも、痛みが続いている。』という患者さんが来院することも少なくありません。
その場合は軟部組織が原因であることがほとんどで、しっかり治療すれば症状は改善していきます。
当院では、診察時にO-リングテストを使いレントゲンに写る背骨や関節、レントゲンに写らない軟部組織もちろん、またどの筋肉が痛みの原因なのか細部まで確認し治療を行います。
また、圧迫骨折(最近よく耳にする知らないうち骨折)や腎臓疾患などの内科疾患が原因で腰痛を引き起こしていることが疑われレントゲンや血液検査など専門的な検査等必要な場合、他の医療機関にご紹介しその患者さんに適した医療を提供することを推進しています。
また、
『日常生活が困難な程痛みが強い』
『仕事や旅行、スポーツの試合や大会が近い。』
などといった早期に痛みを改善させたいという方には
ハリ治療や特殊通電治療(予約制・保険外診療)をお薦めいたします。
ハリ治療では100人中98人くらいの方は2~3回の治療で痛みがほとんど改善します。
ギックリ腰などで歩行や立ち上がるのが困難な方も初回のハリ治療でほとんどの方が楽に立てるようになります。
また、健康保険の治療でも軟部組織の外傷であれば、1~3週間程度で痛みは改善することがほとんどです。